【ネタバレ】アニメ ダンジョン飯 第20話「アイスゴーレム/バロメッツ」のネタバレ、感想
TVアニメ ダンジョン飯のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくNetflix 等のネット配信でも視聴出来ます。2024年1月4日より、全国28局にて連続2クール放送決定しています。
前回、第19話の記事はこちらです。
【ネタバレ】アニメ ダンジョン飯 第19話「山姥/夢魔」のネタバレ、感想
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第20話「アイスゴーレム/バロメッツ」
迷宮の最深部を進むライオス一行は、第1話でレッドドラゴンと戦い全滅した場所まで戻ってきます。食料はなくなっていましたが第1話でなくした荷物も無事回収し、一休みできる場所を探そうとしますが、センシが地面に氷漬けになった魚を発見します。
アイスゴーレムの襲撃
地面に魔法陣を刻み取り出そうとしますが、そこは地面ではなくアイスゴーレムで、動き出したアイスゴーレムはライオス一行を襲います。チルチャックが弓矢で核のある場所を傷つけて目印を付けて、イヅツミが核を壊しアイスゴーレムを倒します。
アイスゴーレムに襲われてすっかり体が冷えてしまい、マルシルは強い熱を出す魔法陣を描いて皆で暖を取ることにします。全員が濡れた服を脱ぐことにしますが、イヅツミは周りの目を気にせず服を脱ごうとします。マルシルは布でイヅツミが見えないよう遮ろうとしますが、イヅツミは、獣が裸になった所で喜ぶ奴なんていない、と言うと構わず脱ぎます。魔物大好きなライオスはイヅツミの裸(乳首の数とか尻尾の付け根など)に興味を示しますが、さすがにまずいと思ったマルシルがイヅツミを布でくるみ、ライオスから見えないようにします。
センシが熱を持つ魔法陣に氷を近づけた事で、氷が勢いよく解けて洞窟の中がサウナ状態になります。全員が布一枚の状態になりサウナを楽しむ中、センシは氷漬けになった魚を使って茶わん蒸しを作り始めます。
アイスゴーレム茶わん蒸しとアイスゴーレムに入ってた魚に熱を通したやつ
魚から出汁をとり、茸と夢魔を細かく切って具として、ハーピーの卵を溶き先ほどとっただし汁と具材を合わせてコップに注ぎ、アイスゴーレムの破片と一緒に鍋に並べて火にかけて茶わん蒸しを作ります。
茶わん蒸しと魚料理が完成し、イヅツミはアイスゴーレムを仕留めた自分が一番に食べる権利があると真っ先に食べようとします。しかしセンシに、勝手に食べはじめてはいかん、と怒られてしまいます。皆が食卓に着くまで待ちなさいとイヅツミは怒られますが、協調性に難があり自由気ままな性格のイヅツミは時間の無駄だとイライラします。
しかし、チルチャックに破れた鞄を修復したものを渡され、お前が使うように言われます。さらにチルチャックから獣なんて言って悪かったと謝られ、知らない人間との団体行動なんてしばらくは窮屈でイラつくと思うけどさ、慣れればいい面もあると思うぜ、自分じゃできないことを任せられる、とイヅツミは言われて複雑な心境になります。
準備を整え洞窟を後にしたライオス一行は、再び迷宮を進みます。センシは道中の携帯食にとマンドレイクを甘く煮たものを用意していて、ライオス達に渡します。ライオスは喜んで食べて、マルシルも嫌々ながら食べますが、イヅツミは、魔物なんか食べたら変な病気にかかって魔物になるんだ、と言いマンドレイクを食べようとしません。なんとか食べて欲しいライオスはマンドレイクをイヅツミに勧めますが、イヅツミはライオスの顔をひっかいて食べる事を拒否し、ライオスは流血してしまいます。
羊のような植物・バロメッツ
吹雪も強くなりなかなかおさまらず、ライオス一行はここで野営をする事になりますが、イヅツミは食材にマシなものがないと怒ります。ライオスは迷宮では食物の選り好みは出来ないとイヅツミを諭しますが、イヅツミは食べたいものしか食べないと断言し、ライオスと口論になります。そんな時にイヅツミは羊のような植物、バロメッツを見つけて、あれを食べたいとバロメッツを取りに行きます。ライオスはバロメッツ自体に害はないが、バロメッツ目当てに肉食の獣が集まってくると言い、イヅツミが危ないと言って後を追いかけます。
さっさとバロメッツを収穫しようとライオスはイヅツミに言いますが、既にダイアウルフの群れがバロメッツを狙って集まっていました。ライオスやチルチャックはダイアウルフと戦おうとしますが、イヅツミはライオス達にダイアウルフを“任せて”さっさと洞窟に逃げ込みます。
洞窟の奥へと逃げいていくイヅツミをマルシルは追いかけますが、イヅツミは自分の好きな道を選ぶと言い、勝手にどんどん先へと進みます。ダイアウルフが追いかけてきたのに気づいたマルシルはイヅツミにここで迎え撃つか聞きますが、イヅツミはマルシルも置いて先に走って行ってしまいます。後ろの方で爆発音が聞こえた時、イヅツミは過去にヒエンに怒られ、その直後にイヌタデと会話した時の事を思い出します。
爆発で風向きが変わりダイアウルフの匂いに気付けなかったイヅツミは、ダイアウルフに腕を噛まれてしまいます。ダイアウルフに腕を噛まれたイヅツミは腕を折られてしまい絶体絶命のピンチになってしまいますが、後ろから追いかけてきたマルシルが魔法で閃光を放ちダイアウルフの目をくらませます。その後、目が見えないダイアウルフをイヅツミが仕留めて、二人とも何とか助かります。マルシルは腕が折れたイヅツミの状態を確認、歩けることを確認すると、ライオス達と合流しようとします。イヅツミにライオスのいる方向を押してもらいながら二人は洞窟を進みますが、マルシルは歩きながらどうして嫌いな魔物を食べてまで迷宮を進むのか、その理由をイヅツミに教えます。
バロメッツのバロット(あるいはバロメッツチョップ)
その後マルシルとイヅツミはライオス達と合流、折れた腕はマルシルの回復魔法で治してもらいます。イヅツミの骨折が治った後、センシはバロメッツの未成熟の身でバロメッツのバロットを調理します。
バロメッツの肉の味はカニに似ていて、イヅツミはバロメッツの味を気に入ったようでバロメッツのバロットにかじりつきます。イヌタデとの会話を思い出しながら、嫌な事でも逃げずにやればおいしい思いできる事を知ったイヅツミですが、ライオス達から過剰に撫でられて褒められると、人を何だと思っているんだと怒り、またもライオス達は流血してしまいます。さらに偉そうにイヅツミに講釈をたれた手前、マルシルはバロメッツを食べるしかなくなり、逃げ道を塞いだことを深く後悔します。
まとめ
第20話の内容は原作だと、7巻43話「アイスゴーレム」から7巻44話「バロメッツ」までになります。
第20話では、ライオス一行に新たに加わったイヅツミが、自由気ままな性格ゆえ周りと衝突してしまいます。チルチャックとは言い合いになり、ダイアウルフの群れに襲われた時はライオス達を放っておいて一人で逃げてしまいます。イヅツミとしては一人で逃げたのでなく、ライオス達に戦闘を“任せた”ようですが、マルシルに好き勝手行動しないように言われてしまいます。しかしイヅツミは逆にマルシルに、魔物食をあんなに嫌がりながら食べて理解に苦しむと言い返し、マルシルはその場では反論できませんでした。その後、マルシルは自分が魔物食を嫌がりながら食べてでも、迷宮を進む目的をイヅツミに教えます。イヅツミも最初は食べたいものしか食べないと言っていましたが、マルシルの言葉に考えを改めたのか、最後はバロメッツの肉以外の部分も食べています。結果的にイヅツミの好みに合っていたようで、バロメッツのバロットにかじりついて食べていますが、この経験から嫌な事でも逃げなければおいしい思いが出来るとイヅツミは学んだようです。わがままで自由気ままな性格なのでライオス一行と衝突してばかりですが、イヅツミも少しずつライオス一行と馴染んでいっているようです。
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