【ネタバレ】アニメ ダンジョン飯 第7話「水棲馬／雑炊／蒲焼き」のネタバレ、感想

TVアニメダンジョン飯のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくNetflix 等のネット配信でも視聴出来ます。2024年1月4日より、全国28局にて連続2クール放送決定しています。

前回、第6話の記事はこちらです。

第7話「水棲馬／雑炊／蒲焼き」

場面は第5話で登場したカブルー一行が全滅している所から始まります。カブルー一行は死んではおらず、宝虫によってマヒしているだけでした。しかし、死体回収屋はカブルー一行が死んでいた事にして、自分達が蘇生させたと嘘を言って蘇生代をカブルーから騙し取ります。さらに、カブルー一行が所持していたコインや宝石は宝虫でしたが、死体回収屋の差し金もありカブルー一行は誰かに盗まれたと勘違いし、盗人達を追って地下4階に潜ります。

一方、地下4階に到着する直前のライオス一行は、水場で顔を洗っていました。マルシルは、センシが髭をずっと洗っていない事に気付き、石鹸で洗ってあげようとセンシに言います。しかし、第1話でレッドドラゴンにやられた時に石鹸を含めて荷物を紛失している事にマルシルは気付き、そんなー高かったのにー、と泣いて悔しがります。その後、ライオス一行は地下4階、地下水が溜まって出来た地底湖に到着します。

広大な湖を渡るにはマルシルの水上歩行の魔法が必要ですが、魔法を嫌がるセンシは水上歩行の魔法を拒否します。しかし、マルシルは無理やり水上歩行の魔法をセンシにかけますが、効きが悪くセンシは湖に沈んでしまいます。センシの髭に染み込んだ色んな魔物の脂や血が魔法を阻害しているようで、センシには魔法が効きづらいようです。

センシは魔法を拒否し自分のやり方で水上を渡ると言うと、アンヌと名付けた水棲馬（ケルピー）を呼び出します。センシはアンヌをミミックの殻で誘導し、水上を渡ろうとします。馬で冒険する事にロマンを感じたマルシルは大賛成しますが、ライオスは魔物の本心は絶対に気付けない、とアンヌを使う事を反対します。しかし、センシはライオスの反対を押し切ってアンヌに跨り、湖を渡ろうとします。

ケルピーに殺されそうになるセンシ

アンヌは湖を少し行くとすぐに水中に潜り、センシを水中に引きずり込みます。センシはアンヌに水中で殺されそうになりますが、ライオスのおかげでセンシは何とか助かり、ライオスとセンシはアンヌを殺して水上へと戻ります。可愛がっていたアンヌに殺されそうになり、センシはショックを受けますが、センシは何かを決心したのかアンヌを解体して食材にしようとします。

センシがアンヌを解体し始めると、マルシルはアンヌの体から脂身をもらいます。センシとマルシルが作業をしている間、ライオスは湖に何かが浮かんでいる事に気付き、チルチャックと一緒に確認に行きます。湖に浮かんでいたのはカブルー一行で、魚人と相打ちとなりやられたようでした。途中、人魚が歌声でチルチャックを誘い込もうとしますが、ライオスが人魚の歌に合わせて歌い、人魚を追い払います。ライオスとチルチャックはカブルー一行の死体を岸にあげると、湖に散らばった麦をかき集めて食材として回収します。

センシとマルシルはまだ作業を続けていて、ライオスは先ほど回収した麦で食事を作ろうとします。しかし、ライオスが魚人に生えていた水草を雑炊に入れようとしているのを見て、亜人は駄目とチルチャックは注意します。しかし、ライオスはこの水草はただの植物だと言って押し切り、チルチャックもしぶしぶ納得しますが、ライオスの笑顔を見て不安になります。

そのへんに落ちてた大麦の雑炊

麦とミミックの身と魚人の頭に生えていた水草で作った雑炊が完成し、センシやマルシルも呼んで昼食にします。水草の中に魚人の卵があったようですが、マルシルには魚人の卵が入っている事は内緒にします。

久々に魔物の入っていない普通の食事に安心したのか（実際は魚人の卵が入っていますが…）、マルシルはおいしいと笑顔で食べます。しかし魚人の事を知っているチルチャックだけは、ライオスに詰め寄って注意します。

マルシルはケルピーの脂身に火をかけ油を出し、灰を集めて水と混ぜ合わせ、油・オリーブ油・ろ過した灰汁を加えて攪拌（かくはん）し、水棲馬油石鹸を作っていました。マルシルはこの作り立ての石鹸でセンシの髭を洗い流し、センシも無事水上歩行の魔法が効くようになります。

センシも水上歩行が出来るようになり、ライオス一行は地下4階を先に進みます。すると刃魚の群れが襲ってきて、マルシルは魔法で一気に刃魚を一掃しようと、水中を爆破します。しかし、センシは水中を爆破すると刃魚を殺し過ぎて迷宮の生態系に影響が及ぼすだろう、とマルシルを怒ります。やるなら1匹1匹狙え、とセンシはマルシルに抗議しますが、その時センシの足元からクラーケンが出現します。

クラーケンに襲われる

通常よりさらに数倍大きいクラーケンに苦戦しますが、今度もマルシルが魔法でクラーケンを仕留めようとします。マルシルの魔法はクラーケンを直撃しますが、倒すことが出来ずむしろ、クラーケンには魔法が全然効いていないようにも見えます。

クラーケンに苦戦するライオス一行ですが、センシはイカとタコなら捌いたことがあると言うと、クラーケンに水上歩行の魔法をかけるようにマルシルに指示を出します。そして、水上歩行の魔法によって湖から出てきたクラーケンの目と目の間を武器でえぐり、クラーケンを即死状態にします。

イカやタコを食べたことがないライオスは、クラーケンの味に興味を持ちますが、吸盤部分はえぐみが酷いようで食べれませんでした。腹の方をセンシが解体しようとすると、クラーケンの体内からジャイアント寄生虫が出てきます。ライオスは、クラーケンに棲み着いている寄生虫も大きいんだと感動し、このジャイアント寄生虫も食べようとしますが、マルシルは地団駄を踏んで大反対します。

ジャイアントクラーケンについてたジャイアント寄生虫の蒲焼き＆白焼き

マルシルの大反対もむなしく、センシはジャイアント寄生虫を蒲焼きと白焼きにして調理し、ジャイアント寄生虫の蒲焼き＆白焼きが完成します。

ジャイアント寄生虫の蒲焼きと白焼きは普通においしく、マルシルも恐る恐る食べてみます。マルシルもチルチャックも蒲焼きと白焼きをおいしいと言い、ライオスは調理中に生でもかじっていたようです。マルシルに驚かれますが、もう死んでいるから大丈夫だよ、とライオスは気にしません。

ライオス、寄生虫に当たり苦しむ

しかし、すぐにジャイアント寄生虫の中にいた寄生虫にライオスは当たってしまい、ライオスは猛烈な痛みと吐き気に苦しみます。ライオスは寄生虫に当たったことで一晩苦しみ、苦しみの中で二度と生食はしないと誓いました。

まとめ

第7話の内容は原作だと、2巻14話「水棲馬（ケルピー）」から3巻16話「蒲焼き」までになります。

【ネタバレ】ダンジョン飯 2巻感想、ネタバレ

【ネタバレ】ダンジョン飯 3巻感想、ネタバレ

第7話では、カブルー一行が落とした麦で雑炊を作って、昼食に食べています。また、ジャイアントクラーケンについていたジャイアント寄生虫を、蒲焼きと白焼きにして食べました。

カブルー一行が再び登場、死体回収屋に騙されてライオス一行が宝石を盗んだと勘違いし、地下4階に潜りますが、そこでまたも全滅してしまいます。全滅した時の様子はアニメでは描かれていませんが、原作では地下4階に到着して人魚と遭遇した時の様子などは描かれています。もしかしたら、第8話以降で少しはその様子が描かれるかもしれません。

ライオスはイカやタコを食べた事がなく、クラーケンの味に興味を持ちますが、その後クラーケンの体内から出てきたジャイアント寄生虫に強い興味を持ちます。しかし、迂闊にもライオスはジャイアント寄生虫を生食してしまい、寄生虫に当たり食中毒になってしまいます。一晩中寄生虫に苦しめられながら、二度と生食はしないとライオスは誓いますが、そもそも魔物を食べている以上、ライオス一行は常に食中毒の恐れはあります。食中毒が嫌なら魔物食は避けた方が無難ですが、魔物マニアのライオスにとって魔物食を食べないという選択肢は無いのでしょうね。