【ネタバレ】進撃の巨人 129話『懐古』 あらすじと感想
別冊少年マガジン 2020年6・7月号に掲載されている進撃の巨人 129話のネタバレ、感想です。5月は新型コロナウイルスの影響で発売がなかったので、2カ月ぶりの掲載です。
前回の記事はこちらです。イェーガー派に押さえられた飛行艇を、手に入れようとアルミン達は行動します。
【ネタバレ】進撃の巨人 128話『裏切り者』 あらすじと感想
スポンサーリンク
マーレ海岸都市へ移動
飛行艇の整備にかかる時間
前回、奪った銃でダズとサムエルを撃ったコニーは、真っ青な顔でアルミンを見ています。撃たれたダズは海に沈んでいき、サムエルは眉間に撃たれた痕があるので、二人とも死んだと思われます。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
一方、イェーガー派の兵士と戦っているライナーとアニですが、次々にイェーガー派の兵士を倒していきますが、それ以上にどんどん兵士の数が増えて行っているようにみえます。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
場面変わってハンジとマガトが、救出したヒィズルの技術者と会話しています。飛行艇を飛ばすのに十分な整備があっても、飛ばすためには半日はかかると言われ、マガトは数時間しかもたない巨人の力でこの港を制圧し続けるのは無理だと懸念します。しかし、ハンジはそれとは別、半日もあれば「地鳴らし」の巨人が上陸した海岸からおよそ600kmは被害に、すべての大陸を踏み潰すまでには4日掛かるだろう、と予想します。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
マーレ海外都市でも飛行艇の整備は可能
このままでは最善の手でエレンを止めれたとしても、レベリオは間に合わないと分かり、全員暗い表情になります。ここで、キヨミから南のマーレ海岸都市オディハという所にアズマビトが所有する格納庫があり、そこで飛行艇の整備を完了する手があると、提案があります。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
マーレ海岸なので、これから「地鳴らし」で壊滅する都市の可能性もありますが、先回りできる距離なので、半日持つかは賭けだとキヨミは言います。ここで飛行艇を飛ばすことは出来ない、とマガトは決断し、ヒィズルの技術者に15分で船を出港できるようにするように指示し、ハンジはミカサに知らせに動きます。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
ハンジから知らせを聞いたミカサは、アニ達にも大陸で飛行艇を整備する事を伝えます。大陸で整備をすると聞いたアニは、そんなことでエレンに勝てるの?レベリオの父の元までたどり着けるの?と不安になります。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
阻止しようとするフロック達、イェーガー派
キヨミ達が船に向けて移動し始めますが、イェーガー派は彼らを殺そうと銃で狙撃します。ハンジ達や鎧の巨人、女型の巨人が無事に船までたどり着けるように、イェーガー派の攻撃からキヨミ達を守ります。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
盾になって守ろうとする、女型の巨人に雷槍を撃ち込みますが、鎧の巨人で何とかボロボロになりながらも、雷槍を防ぎます。フロックはハンジ達が船で逃げて、大陸で飛行艇を整備するつもりだと気付き、ありったけの雷槍を持ってくるように言い、何としても船を破壊するようにイェーガー派の兵士に命令します。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
雷槍で船を破壊しようとし、それを必死に食い止める女型の巨人と鎧の巨人ですが、出港準備までに持ちそうにありません。それを見ていたファルコは自分も顎の巨人の力を使って戦わないと、と言いますが、ピークから初めての巨人化は上手くいかないと止められます。しかし、ファルコはガリアードならこんなところでウダウダ悩むことも無かったのに!と叫んでライナー達の方に行ってしまいます。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
建物の上にいるミカサはライナーとアニを助けないと…、とハンジに言いますが、まずはえきから増援を乗せた列車を食い止める方が先決だとミカサに言います。その時、列車が突然爆発し、増援の車両が横転し、結果的に増援を食い止める形になります。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
一方、女型の巨人と鎧の巨人ですが、船を守る為雷槍を何発もくらってしまい、体がボロボロになってしまっています。さらにとどめを刺そうとするイェーガー派の兵士ですが、アニとライナーは体が動かず、何も見えない状態です。そこに、コニーが現れてブレードを振り回しイェーガー派の兵士を攻撃して、アニとライナーを守ります。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
船を死守するハンジ達と車力の巨人
コニーを裏切り者としてイェーガー派は銃で狙撃しますが、ハンジとミカサ、ジャンも参戦し、イェーガー派を躊躇わず攻撃していきます。さらに車力の巨人も参戦し、イェーガー派を船に近寄らせません。フロック達、イェーガー派も車力の巨人には雷槍を、ハンジ達には対人戦装備で一斉攻撃を行い、なんとしても船を破壊しようとします。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
ファルコの顎の巨人
そこに巨人化の発行が起り、ガビとマガトはファルコが巨人化したと察します。ファルコの顎の巨人は、動けない女型の巨人と鎧の巨人の前に現れて、イェーガー派の兵士を次々と倒していきます。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
顎の巨人によって連携が崩れたイェーガー派の兵士を一気に攻撃して崩していきますが、フロックは車力の巨人の攻撃をかわし、1人抜けて船に雷槍で攻撃をしかけようとします。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
雷槍の一撃で選定に穴を開けようとしますが、フロックは船に残っていたガビのライフルで狙撃されて、雷槍は防がれます。海に落とされるフロックを見て焦るイェーガー派ですが、そこにミカサが襲いかかります。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
ファルコの暴走
イェーガー派を追い払い、船が出港する準備も整い船に移動しようとしますが、ファルコの顎の巨人が暴走を始め、ハンジ達にも攻撃してきます。車力の巨人が出てくるように呼びかけますが、ファルコの暴走は止まりません。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
顎の巨人は車力の巨人に噛みつき攻撃しますが、マガトはピークにファルコをおさえるように指示します。顎の巨人を噛まれながらも拘束し、その間にマガトがブレードでうなじを削いで、ファルコを取り出すことに成功します。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
全員満身創痍ながら、何とか船に乗り込み出港する事に成功します。しかし、マガトだけはしんがりを務めると言い、船には乗らず港に残ります。港に残ったマガトに気付いたイェーガー派の兵士が攻撃しようとしますが、キースがイェーガー派の兵士が攻撃してマガトへの攻撃を阻止します。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
マガトはマーレ軍から鹵獲した巡洋艦を残していたら、すぐに船に追いつかれて飛行艇ごと撃沈されると言い、巡洋艦の弾薬庫に火をつける為入っていこうとすると、キースもそれに手を貸そうと言います。キースは死に時を探していたと言い、シガンシナの砦から教え子たちがアニを連れて行くの見て、目的を察し教え子たちの成長に胸が震えたと言います。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
マガトは子供達を国の都合のいいように指導し、壁を破壊するよう命じたと、後悔している事を話します。そして、あの子達がただ普通に生きる事が出来たら俺は…、どんなに嬉しかったか、と戦士達が普通に生きて欲しかったことに気付いたとマガトは言います。それを聞いたキースは、マガトを誇りに思うと言い銃を渡します。マガトはお礼を言った後、お互い名前を名乗った直後、マガトが銃の引き金を引きます。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
港では巡洋艦が大爆発を起こしていて、それを船の甲板の上からガビが泣きながら爆発を見ています。
© 諫山創 進撃の巨人 129話より
まとめ
飛行艇を奪取したハンジ達ですが、ここで飛ばすことは無理だと分かり、マーレ海岸都市に移動して、飛行艇を整備する事にします。が、船を出港させる為に女型の巨人、鎧の巨人、ミカサ達が全員で死守しますが、一進一退の状況でした。そこにファルコが顎の巨人になってイェーガー派の兵士をどんどん倒していくのですが、その後暴走してしまいます。ピークが初めての巨人化は上手くいかない、と言っているので、初めて巨人化する時は皆、暴走してしまうみたいですね。
また、キースとマガトが最後に自爆しながらも、巡洋艦を爆発させて船を負わせないようにしています。キースは教え子たちを、マガトはマーレの戦士達を、それぞれ助ける為ですが、お互いに思いが共通する部分があったようで最後は2人で名乗り合っていますね。しかし、最終回が近いのでしょうが登場人物がどんどん死んでいっていて、次はどの人物が死ぬのかと心配になります。
次回、とうとうエレンの進撃の巨人と、壁の巨人が「地鳴らし」を開始します。
【ネタバレ】進撃の巨人 130話『人類の夜明け』 あらすじと感想
最新刊31巻は発売中です。購入はこちらからどうぞ。
posted with ヨメレバ
諫山 創 講談社 2020年04月09日