【ネタバレ】進撃の巨人 28巻のネタバレ、感想
進撃の巨人 28巻には111話から第114話まで掲載されています。
前巻27巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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28巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 28巻より
111話 森の子ら
エレンを地下牢から脱獄させたフロックたち調査兵団の一部は、ザックレー総統の暗殺も行っていたようで、憲兵団たちはハンジたち調査兵団に詰め寄ります。彼らは憲兵団から反兵団破壊工作組織「イェーガー派」と名付けられ、その目的が何か話し合われますがハンジたち調査兵団とナイルたち憲兵団は、いがみ合うばかりで話し合いは平行線をたどり、協力するには程遠い状況です。
© 諫山創 進撃の巨人 28巻より
そこにピクシス指令が現れ、仲間同士で争うような真似は辞めるようにハンジとナイルを諫め、現状を確認します。ピクシス指令はまず、エレン達が狙うであろうジークの拘留場所が漏れないようにすることと、さらに王家の血を引くジークの代わりとしてヒストリアを確保されないようすることを、調査兵団と憲兵団に指示します。
© 諫山創 進撃の巨人 28巻より
112話 無知
ジークやマーレ義勇兵が、エレンやフロックたちを調査兵団から裏切るように画策しただけでなく、他にも思惑があるかもしれないと感じたハンジはニコロに確認に行きますが、そこでニコロはガビがサシャを殺したことを知り、ガビを殺そうとします。その騒ぎの中でマーレが持ち込んだワインの中に、ジークの脊髄液が混入されている可能性があると分かります。ワインは兵団組織の幹部や高官が飲んでおり、これが事実ならジークの咆哮一つで巨人化してしまう、毒を盛られたことを意味します。
© 諫山創 進撃の巨人 28巻より
ハンジはワインが口に入ってしまったかもしれないファルコの体を入念に洗って、少しでも体内にワインが入らないように処置します。しかし、その最中にエレンと「イェーガー派」が武器を持って建物内に乱入してきて、ハンジ達を拘束します。エレンの狙いはジークの拘留場所を吐かせ、ジークに直接会う事です。
© 諫山創 進撃の巨人 28巻より
113話 暴悪
リヴァイと30名の兵士に拘束されていたジークは、一瞬のスキをついて逃走しながら叫びリヴァイを除くワインを飲んでいた30名の兵士を、巨人化させます。時を同じくして壁の中にいる憲兵団やワインを体内に入れてしまったファルコの体が一瞬、痺れたような感覚に襲われます。それを見たピクシス指令やハンジは、ジークが行った事を理解します。
© 諫山創 進撃の巨人 28巻より
30名の巨人化した元部下に襲われるリヴァイ、そして悠々と逃げ切ろうとするジークです。しかし、ジークの予想をはるかに上回るスピードで巨人化した元部下を倒し、逃走していたジークに追いつきます。
© 諫山創 進撃の巨人 28巻より
114話 唯一の救い
リヴァイに拘束され、雷槍を自分の腹に突き刺さった状態にされたジークは、朦朧とする意識の中で、まだ子供だった頃の記憶が蘇ります。「楽園送り」される前のグリシャとダイナ、そしてジークは高い建物からレベリオ区の街並みを眺めています。そこにマーレ人の掃除夫がやってきて、最初は丁寧に対応してくれていますがエルディア人と分かるとひどい対応を3人はされます。このひどい差別を変えるべく、グリシャとダイナは幼いジークを巨人の後継者選びの訓練に参加させます。
© 諫山創 進撃の巨人 28巻より
おまけ 進撃のスクールカースト – ウィジャボードというもの
コミックのおまけマンガ、進撃のスクールカーストです。ある日エレン、アルミン、ミカサ、マルコはウィジャボードを使った降霊術を試します。エレンは降霊ごっこだと遊びと決めつけて、乗り気ではありませんがいざ始めると文字を指し示す道具が勝手に動き出します。その後、4人のなかの1人が動かしていたのは自分だと白状します、しかし実は…。
© 諫山創 進撃の巨人 28巻より
まとめ
エレンと「イェーガー派」は調査兵団を裏切って、勝手にエレンを地下牢から脱出させるだけでなく、ハンジやミカサ、アルミンを拘束してジークの居場所を聞き出そうとします。このやり取りの中で、エレンはミカサとアルミンに対してひどい言葉を浴びせて、わざとたきつけるような真似をします。エレンは、もう人が変わってしまったのかと思いましたが、最新話のお話を見てみるとどうやら、別の意図がありそうです。
そしてジークですが、リヴァイを巨人で囲んでしかも巨人化したのは、元部下なのでリヴァイが手を出しづらい状況を作ってリヴァイから逃げ切ったはずでした。しかし獣の巨人の止めを刺すとエルヴィンと約束した、リヴァイの強さはジークの予想をはるかに上回っていて、ジークはリヴァイに再び拘束されます。
29巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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posted with ヨメレバ
諫山 創 講談社 2019年04月09日