【ネタバレ】東京卍リベンジャーズ 31巻のネタバレ、感想、ついに最終巻
週刊少年マガジンで連載中の東京卍リベンジャーズの31巻の感想、ネタバレです。
31巻は、270話から278話まで掲載されています。
前巻30巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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31巻
31巻の表紙は武道とマイキーです。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
270話 Worth my while
植物状態のマイキーを介護し続ける真一郎ですが、その間にお爺さんは亡くなり、エマは家出をしていて、家庭環境は荒んでいました。さらに真一郎自身も介護の資格を取るために勉強しながら病院で働いていて、寝る間もなく心身はボロボロの状態でした。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
一年ぶりに出所した春千夜がマイキーと再会して一か月後、マイキーは意識が戻ることなく亡くなってしまいます。マイキーが亡くなり、真一郎は希望を失くし何もやる気が出ない状態でしたが、今牛若狭に誘われて今牛若狭の店に飲みに行きます。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
271話 Empty wish
今牛若狭の店でタイムリープの噂を聞き、真一郎はタイムリープが使えるというホームレスに会いに行きます。真一郎はタイムリーパーのホームレスに、弟を助けたいので力を譲って欲しいと頼みますが、ホームレスはそんな事の為に力は譲れない、と拒絶します。弟を救うことを、“そんな事”と言われた真一郎は激怒し、ホームレスを殺してしまいます。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
272話 Over again
ホームレスを殺してしまった真一郎は、殺しをしてしまった罪の重さとマイキーの死による絶望から、川に飛び込んで自殺を図ります。しかし川に飛び込んだ瞬間、真一郎は4年前のマイキーが事故をした日にタイムリープします。真一郎がタイムリープしたことで、マイキーは事故を起こす事はなく健康なままで、真一郎はマイキーを助けることに成功します。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
273話 Carry on
マイキーを救うことに成功した真一郎は病院で春千夜と握手することで、現代へと戻ります。現代に戻った真一郎は小学生に成長したマイキーを見て、運命を変えることに成功したことを確信し、嬉し涙を流して喜びます。そして、もうこの力は必要ないかも…、と真一郎が考えながら歩いていると、真一郎は小学生時代の武道を遭遇します。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
274話 No holding back
小学生時代の武道に能力を渡した真一郎は、数日後にバイク屋で一虎に工具で殴打され、殺害されます。真一郎は自分を殴った一虎が“黒い衝動”に包まれるのを見ながら、因果応報…か…、とつぶやきます。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
そして場面は武道とマイキーの一騎打ちに戻り、真一郎がタイムリーパーを殺したことで生まれた“呪い”、それがマイキーの“黒い衝動”の正体だ、とマイキーは武道に話します。この“黒い衝動”はマイキーを蝕み、どんどん強くなって周りにも影響を与える、だから仲間を突き放した、と仲間と決別した理由を皆に話します。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
275話 Cold hearted
武道はマイキーに“黒い衝動”を解き放つように言い、二人は再びタイマンを行います。春千夜は武道に、呪いにのまれて真一郎も、場地も、エマも、ドラケンも死んだ、お前も死ぬぞ、と言い武道を止めようとしますが、武道は構わずマイキーに挑みます。そして、マイキーの持った日本刀が武道の腹に突き刺さります。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
276話 Get over
武道はマイキーに日本刀で刺されて瀕死の重傷を負い、意識を失います。そしてマイキーが武道に、目を覚ますように叫んで手を握ると、なぜか武道は小学一年生の頃に戻っていました。自分は刺されて死んだと思っている武道は、半信半疑のままマイキーの家に行き、マイキーに会って確かめようとします。すると、マイキーの家の前で場地やエマ、真一郎、春千夜と会い、武道はタイムリープが行われたのだと確信します。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
277話 At last
武道だけなくマイキーも小学生時代にタイムリープしている事を知り、二人は喜びを爆発させながら、駆け出します。武道が能力をマイキーに譲り、その後の握手でマイキーはタイムリープしたようですが、その時の握手で武道も一緒にタイムリープを行ったようだ、と二人は話します。そして、二人はリベンジを行うことを決意し、今まで出会った人を全員、東卍のメンバーに加えていきます。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
278話 Revengers
全国制覇後、「東京卍會」を解散した武道とマイキーは、真一郎やドラケン、エマ達の死をなかったことにし、無事2017年を迎えることに成功します。タイムリープ前に存在していた極悪集団「東京卍會」は解散したことで存在しておらず、マイキーはバイクレーサーになる等、全員それぞれ進みたかった道を歩んでいました。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
そして、武道とヒナタは仲間に見守られながら、結婚式を行います。武道は幸せの絶頂の中で、この幸せが何度も何度も失敗を繰り返しながらタイムリープを繰り返し、たぐりよせた奇跡だったことを思い返していました。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
おまけ
巻末に「277話で描かれなかった、最後の戦いが読める!」とあり、2023年11月頃に、大規模展覧会が開催決定、と告知がありました。六本木・東京シティビューにて開かれる展覧会で、特別描き下ろしが読めると発表されています。特別描き下ろしの内容も気になりますが、どんな内容の展覧会になるのか、続報を楽しみにして待ちたいと思います。
© 和久井健 東京卍リベンジャーズ 31巻より
まとめ
31巻で東京卍リベンジャーズ、完結です。
31巻では、真一郎編の続き、武道とマイキーのタイマン対決と、武道とマイキーが小学生時代にタイムリープ後の世界が描かれています。
真一郎がタイムリープを出来るようになった経緯が判明し、さらにマイキーの“黒い衝動”の正体、そしてそれが原因で周りにも影響を与えて周りの人が死んでいったことが分かりました。この呪いからマイキーを開放する為、武道は死も覚悟してマイキーに挑み、結果マイキーに日本刀で刺されてしまいます。この時、イレギュラーなタイムリープが発生し、二人とも小学生時代まで戻ります。これによってマイキーは“黒い衝動”から解放されたようで、タイムリープ前に死んでしまったドラケンやエマの死をなかったことにし、三途や柴兄弟達、イザナ達も仲間に加えることで、全員を救うことに成功します。最後は武道とヒナタの結婚式が行われ、ハッピーエンドとなります。最後の方はかなり駆け足の展開となりましたが、277話辺りの話は大規模展覧会で特別描き下ろしが読めるそうなので、そちらも注目したいと思います。
これで漫画本編は終了となりますが、映画やアニメはこれからも続きますし、さらには大規模展覧会も開催されるので、東京リベンジャーズはまだまだ見逃せそうにありません。
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和久井 健 講談社 2023年01月17日